top of page

What's SEIBU?

1969年(昭和44年)

屋を経営していた初代 大村昭二は、常日頃よりネズミの被害に悩まされていました。どうしたものかと頭を抱えていたところ、世の中には「害虫駆除」という仕事があることを知り「自分でやったらいい!」と一念発起、独学で学びはじめたのです。

『朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル害虫駆除予防法ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム』

​害虫予防法が公布されたのが1896年(明治29年)。それから時は流れ、ソ連の有人宇宙船ソユーズ4号とソユーズ5号が史上初の有人宇宙ドッキングに成功し、アメリカではリチャード・ニクソンが第37代大統領に就任した1969年(昭和44年)1月、東京都練馬区で西武消毒は産声を上げました。

1980年代~

しいことは分からないけれど、世間は何だか景気が良かった時代。

シロアリ防除も、営業を掛ければ掛けただけ契約が取れ、おかげさまで売上も右肩上がり。社員旅行は海外旅行、結構行きました!

1990年代~

んなに楽しかった時代もやがて終わりを迎えます。泡沫のバブルは消え、人の夢も儚く消えると​財布の紐は固くなり、順調だったシロアリ防除の依頼は徐々に減り始めました。そこでネズミ駆除に重点を置き、駆除後に毎月点検へ行ってはいたものの、今ひとつ。

皆焦りを感じている中、ある支店の人がポツリとつぶやきました。

「どうせ冬場はやることないし、シロアリ防除後の無料点検をしたらどうだろう?

今までは消毒したらそれっきりだったけれども、これからは毎年、無料点検をやってみよう!」

目からウロコ!常識を覆す!とはこのこと。

現在では当たり前のようにやっている中間点検の原型が誕生した瞬間です!

無料で点検し、再発していたら防除を提案する。これはお客様からも大好評でした。

やがて社の景気が良くなってくると、さすがに人が回らなくなり、毎月行っていたネズミの点検を年6回とし、シロアリ点検も1年ごとではなく3年ごとに変えました。

ただ非常に残念なことは、支店同士で妙なライバル意識があったため情報共有をしなかったこと。

そのため他の支店は中間点検をやっておらず、社全体の売り上げとしては並程度だったのです。

2006年(平成18年)~

うして、紆余曲折ありつつも順調に支店を増やしてきた大村昭二は会長となり、大村通明が二代目社長を継ぎました。

この頃には害虫駆除(ペストコントロール)のみならず、清掃や営繕など環境衛生全般も請け負っていたのですが、直後のリーマンショックによる世界大不況などにより再び業績が下がっていきました。

社員が路頭に迷わないようにとの親心もあり、守りの体制に入っていったため、社員も既存の顧客を死守することに手一杯。

紹介案件はあったものの新規開拓までは全く手が回らないという状態が続き、さらには清掃や営繕などの環境衛生業務も、まるで雪の結晶のようにゆっくり消えてなくなる様は、まさに冬の時代―

それでも大村通明は、西武消毒を存続させることで社員を守り、そして勇退を決意しました。

2021年(令和3年)~

RE:START-

「会社は、全従業員の物心両面を充実させるために存在しており、活動を通して社会を良くすること」という運営方針を掲げて、​JMキャピタルマネジメントの片山淳一郎が社長に就任しました。

まず取り組んだことは、社員一人一人との面談。その結果、事務員から支店長補佐へ昇進した社員もいます。

次に社用スマホの所持やチャットツールの使用、書類電子化への布石など社内インフラの整備。

良くも悪くも「昭和的」だった西武消毒が、社長に直接意見を伝えられる西武消毒に変わりつつあるのです。

​まだ少しワチャワチャしているところはありますが、みんなで一緒に作っていきませんか?

bottom of page