ネズミ防除
ネズミはどこからやって来る?
ネズミは「どこか」から建物の中に入ってきています。
よくあるパターンとしては、通風口、エアコンの配管周り、床下、戸袋、換気扇などが挙げられます。
理論的には、これらを全て塞げば被害はなくなるはずですので、お客様ご自身で塞ぐことも可能です。
・・・ですが
「しっかり」塞げましたかでしょうか?
「天井裏や壁の物音、食べ物がかじられる、フンが落ちている」という被害は、なくなりましたでしょうか?
なくなったのなら、ひとまず安心!
でも全然収まらない・・・
それはもしかしたら、見逃している侵入口があるのかもしれません。
そもそも塞いでみた穴が、侵入口ではないのかもしれません。
あるいは、唯一の侵入口を塞いだことで、逆に閉じ込めてしまっている可能性があります。
プロも困った侵入経路
こんなとこから!? 3選
家の中にも、外周にも、ネズミの侵入口になるような穴や隙間が見当たらず、でも確実に生息している・・・という現場。
事例① 三和土(土間)の真下から??
床下にもぐったところ、ブロックに囲まれていたため玄関土間の下は直接調査できませんでした。ブロックも突破されていなかったので、ここからでもないのか??
よくよく調査してみると、玄関土間下につながっている基礎貫通部がありました。
どうやらその中に侵入経路があったようで、基礎貫通部を塞いだら収まりました。
事例② 屋根瓦の鼻先(鼻隠し)の隙間から??
雨樋にネズミの足跡が!
覗き込むと瓦の膨らんだところに隙間があり、ここから侵入していることがわかりました。
事例③ 普通の場所??
こちらのお宅では、以前からネズミ対策を実施し、塞げる穴は全て塞ぎました。
しばらく落ち着いていたのですが、また被害が出始めたとのことでしたので、侵入経路の再調査を行ったところ、基礎部分の床下側に侵入経路の一つと見られる穴が空いており、
その際の調査で外の穴を発見しました。
(左)一見すると、何の変哲もない光景
(右)石をどけてみると・・・
モグラの穴?と思ってしまいそうですが、これはネズミが掘った穴です。
この穴を確認すると、床下側へのトンネルと隣家側へ掘り進んでいく、それぞれ別のトンネルがありました。
隣家方面からネズミが掘り進んできた可能性があり、途中で地上に出ようとしたところ、石があったため出られなかったようで、そのまま床下方面へ進み、基礎の下を掘って家に侵入していることが、再調査で確認されました。
天井裏やお部屋にネズミがいる!
天井裏の調査では、フンの量、足跡やラットサインの状況、実際の駆除作業を開始した場合に薬剤を配置できるか?などを調べます。
お部屋にネズミが出る場合は、足跡やラットサイン、フンなどを手がかりに侵入経路の調査を行います。
また、実は玄関や窓から堂々と入ってきていた、という事例もありました。
そのため、住んでいる方から被害の状況や、普段の生活についての聞き取り調査も行います。
天井裏の調査
シンク下収納の調査
家のまわりをネズミがうろついている!
庭先などに巣穴を掘っていないか、お家に侵入できそうな穴はないか、徘徊を抑制する方法、などを調べます。
ただし、外のネズミは偶然そこにいただけかもしれないですし、どこから来ているのか分からないことがありますので、完全に駆除することは難しいです。
隣と近接している建物、ビルや大きな集合住宅などについては、1度の調査で侵入経路が見つからない場合が多いため、複数回調査させていただくことがあります。
戸建住宅
建物内で被害がある場合は【侵入経路調査】を重視します。
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侵入経路はすぐに塞いだ方が良いのか、ある程度駆除してから塞いだほうが良いのか判断します。
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すぐに塞ぐと閉じ込めるリスクが高くなります。建物の構造によっては室内側への被害が増加することもありますので、まず捕獲資材や殺鼠剤などを仕掛けて捕獲を試みます。ただし、リスクを考慮しつつ早めに塞いだ方が良いと判断した場合は塞ぎます。
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屋根周りや床下からのネズミの侵入は防げない場合があります。また侵入口を塞いでも被害が収まらない場合や、侵入経路が見つからない場合は「ネズミがいない状態」を出来るだけ維持する必要がありますので、定期訪問で管理していきます。
ビル、集合住宅
ビル、集合住宅など大規模施設では【定期訪問の管理】を重視します。
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建物直下からの配管スペースなどを利用してネズミが侵入してきています。そのため侵入経路の特定は非常に難しく、定期管理で「ネズミがいない状態」を出来るだけ維持する必要があります。
施工は自社調合の毒餌剤と捕獲(粘着シートなど)を中心に行っています。
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物理的駆除:粘着板や捕獲器の使用 等
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化学的駆除:毒餌の使用 等
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防鼠工事 :専用の資材で侵入口となる穴やすき間を塞ぐ 等
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その他 :イエダニが発生している場合の消毒 等
人家に棲息するイエネズミは、主にドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類です。
(写真:日本ペストコントロール協会)
ドブネズミ
ドブネズミは、高いところに上るのが得意ではないため、下水やゴミ捨て場のほか、台所の流しや家電の裏など、下層階で比較的湿った場所を好みます。
ドブネズミの巣(野外)
クマネズミ
クマネズミは、耳が大きいのが特徴です。
乾燥した高い場所を好み、住宅の屋根裏やマンションの高層階などにも棲息しています。
ハツカネズミ
ハツカネズミは、他のイエネズミに比べて小さく、家具の隙間など狭い場所を好みます。
配電盤を移動するクマネズミ
エサや隠れることができる物が多くあると、充分な防除効果が得られない場合があります。ネズミが住みにくい環境を作るために
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新聞紙・段ボール・タオルなど巣の材料になる不要な紙や布を処分する
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生ゴミなどは放置せず、ふた付のゴミ箱に入れる
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食べこぼしも放置しない
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食品(ペットのエサ含む)を出しっぱなしにせず、使った食器もすぐに洗う
など、室内も室外もこまめな清掃と整理整頓を心がけましょう!
お近くの西武消毒へお電話、またはお問合せフォームよりご依頼ください。
調査の日程調整させていただきます。
現場調査をし、最適な施工方法をご提案、お見積金額をご提示いたします。
(または後日、お見積書をお送りいたします)
もちろん他社様との相見積も大歓迎です!じっくり見比べてください。
お客さまよりご注文(お申込み)いただきましたら日程調整をさせていただきます。
ご都合の良い日時など、ご希望をお知らせください。
しっかり養生し、施工いたします。
【お客様へのお約束】
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作業員は清潔な身だしなみであること
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安全に配慮すること
お支払い
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現金
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お振込
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カード払い(5万円~)