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本日、花曇り

本社・東京支店の最寄り駅である西武池袋線 江古田駅の近くを通っている都道439号。

千川通りとして豊島区南長崎から始まり、練馬区上石神井で青梅街道にぶつかるのですが、途中の江古田~中村橋間は、ソメイヨシノと中心とした桜並木になっています。




江古田駅のお隣は桜台駅。

この辺りは1915年(大正4)大正天皇即位を記念して植えられた千川上水の桜と、1934年(昭和9)皇太子(明仁上皇)誕生を記念して植えられた石神井川の桜に囲まれた「桜の町」で、

玉川上水の「小金井堤の桜」に対して「新小金井の桜」と呼ばれる東京の新名所でした。

1936年(昭和11)に武蔵野鉄道(現西武鉄道)の駅として開業時するときに、台地にある桜の名所だから桜台駅となったのだそうです。

シンプルですね。


残念ながら千川上水の桜は、1953年(昭和28)頃の暗渠化に伴って伐採されてしまいましたが、

1985年(昭和60)頃に地元の有志によって千川通りに再び植えられました。

今でも老朽化した桜の植え替えなどをして、その景観を保っています。


あいにく車通りが激しいので、ゆっくり花見というわけにはいきませんが

咲き誇る桜を愛でながら、江古田駅~練馬駅の約20分を歩いてみるというのも一興。

桜の終わりの季節、秒速5センチメートルの桜吹雪もまた佳き哉。

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