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アダンソン氏は素晴らしいハンターです。

「朝の蜘蛛はコロしてはいけません」

子供のころ聞いたことがあるという方、いらっしゃるかと思います。

理由は

お釈迦様の使いだから、福を持ってくるから

良縁がくる、金運アップ、仕事が成功する・・・などなど。

一言で言えば「縁起がいいから」なのでしょう。


蜘蛛自体が、害虫を食べてくれる益虫ですので

朝であろうが夜であろうが放っておけばいいのですが

そんなの耐えられない・・・!という方は

むやみに殺生せず、そーっと外へ逃がしてあげると良いと思います。

万が一地獄に落ちたとき、極楽に上がれる算段をつけてくれるかもしれません。



とはいえ、唐突に目の前に黒い物体(しかもちょっと大きい)が出現すると

さすがにギョっとしますね。

あまりにもギョギョッとしたので、動画撮ってみました。


それでは、ただの徘徊シーンをお楽しみください。

※音(BGM)が出ます。


この黒い物体、恐らくどのご家庭でも知らない内に飼っているであろう非公認ペット

「アダンソンハエトリ」という蜘蛛のオスで、その名のとおりハエやカ、子Gなど食べてくれます。


家の中を巡回警備しているのを、よく見かけますよね。

床をぴょんぴょん飛びながら移動するのを見てると

1周回って可愛く思えてくるような、ないような?


フランス人のミシェル・アダンソンにちなんでいるのでムッシュゥな名前ですが、れっきとした在来種。

比較的暖かい気候を好むので北海道などでは記録がないそうですが、近年では温暖化の影響でしょうか、北上しているとのことです。

そして新たに侵入した地域では、アダンソンといろいろ似ているミスジハエトリが

屋内から追い出されているという指摘もあるようで・・・。


ところで、当社の男性社員が先日

一昔前までは梅雨の天気と言えばシトシト・ジメジメといった風情でしたが、

最近はスコールみたいな雨が降りますね。

昔の表現で激しい雨の事を「篠突く雨」という言い方も有りますが、

やはり昨今の気象は日本的ではないと言いますか・・・

路地裏で雨に薫る様に咲く紫陽花が好きです。

とつぶやいておりました。

確かに、ここは熱帯モンスーン気候だっけ?みたいな雨が多い気がします。


西武消毒の支店がある地域は、温暖湿潤気候です。

(高崎市の一部は温帯夏雨気候)

温暖で湿潤という、過ごしやすい気候も激変するかもしれません。

クマバチの巣に寄生する、赤い彗・・・

赤いクワガタといわれる「ヒラズゲンセイ」など、危険な虫も北上傾向にあるようです。

※「クワガタ」ではありません。毒の体液があるので触るとキケン!


既知の虫はもちろん、ナンカヘンナムシにお困りでしたら、お気軽にご相談くださいませ!

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